一般枠で働く発達障害者のブログ

一般枠・一部オープンで働くASD当事者です。

精神手帳取得の経緯

今の病院で精神障害者保健福祉手帳3級を取得しました。

申請書の受付日は今年3月なので、その日付から手帳交付されたこととなりますが、実際に手元に届いたのは6月下旬でした。

役所の担当者からは予め3か月程度かかるといわれていて、ほぼ仰る通りでした。

インターネットを通じて精神手帳を取得した方の体験談を見ていると、2か月~最長で半年くらい待つそうなので、私のところはだいたい妥当な期間なのではないかと思います。

 

さて、今ではすっかり落ち着きましたが、この手帳取得については主治医とだいぶもめた経緯がありました。

 

まず、最初に手帳がほしいと打ち明けたのが、去年11月の診察のときでした。

その時は「手帳というのは患者側から申し出るのではなく、基本的に『この人症状が重いな』と感じた人に医者側から勧めるものである」と言われ、さらに「あなたは二次障害も程度が軽いし、何より就労しており単身暮らしをしているから、障害者として認定されるような診断書を書くことは私はできない」とのことでした。

その後、住んでいる自治体のホームページにて申請書様式のPDFが公開されていたため見てみると、確かに「自力で服薬できるか」「家事等身辺の世話ができるか」等の基準があり、どれも「できない」と言い切れないし、誰かの助けも必要としてないため(誰も手伝う人がいないだけ…)、この基準ですと私は障害者ではないことになってしまうと納得しました。

念のため、「私は確かに一人暮らししていますが、うつ症状で掃除も洗い物もできず、ごみ屋敷のようになっています」と伝えましたが、「それでも審査する側から見たら、普通に働きに出ているから単身生活は送れるものとみなされてしまうのだ」と言われました。

 

こうして一度は手帳取得を諦めたものの、今年の2月の診察で仕事がうまくいかないと嘆いていたところ、「そんなに仕事が辛いなら、一般就労はやめて障害者雇用などに就くべきだ」と言われ、「障害者雇用を利用するなら、手帳が必要だと思うのですが…」と返すと、「じゃあ、診断書書きますよ」と言われ、3月の診察時に無事診断書を受け取り、その足で役所まで申請に行ったのでした(当時も今も、すぐに障碍者雇用に転職する気はないです)。

ただ、単身生活可能、就労中という条件の私が手帳を取得するには、他の部分でよほどの障害があると診断書に記載しなければならないそうで、どんな診断書が書かれたか、中身が見れないよう封筒に糊付けされて渡されました。

どんな内容が書かれているのだろう、という感じ。今でも気になります。

 

今は公共交通機関の乗車料金の一部助成を受けたり、公共施設(美術館、プール)の利用料免除を受けています。

微々たるものですが、障害によって生活に支障をきたしているだけの人生よりは生きてる心地がします。ありがたいものです。

確定申告の時期(来年冬)には所得税と住民税の控除の手続きに行く予定です。

それにより、人事などには障害者手帳をもっていることが明らかになってしまいますが、今の職場では徐々にカミングアウトしていきたいと思っているので、覚悟の上です。