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アスペルガー社会人1年目のブログ

社会人1年目でうつになり挫けたASDです。悩んでます。

愛着スタイルと集団への適応

自己理解

下斗米淳氏の「人づきあいをラクにする行動のヒント68」を読んでいます。

組織における人間関係について、自分の経験と絡め感じることがありましたので少し述べさせていただいます(卒論で学んだ引用・脚注機能をはじめて使ってみたいと思います!)

これなら、できそう! 人づきあいをラクにする行動のヒント68

 

第二章仲間作りの章にて「職場の人とのつきあいが正直めんどうくさい」という人の例が紹介されています。

人間関係の持ち方には個人差があり、誰にでも打ち解ける人もいれば距離をとりたがる人もいる、この違いを愛着スタイルというとのことです。

愛着スタイルは割と一般的に知られている概念で、社交的で明るい人は安全型、このケースのように人付き合いから逃げがちの人を回避型と呼ぶようです。

その他にも関係を保とうと必死になってしまう不安型があり、全三種類と言われています。

ここで、この回避型傾向のある彼について職場でどう振舞っていけばよいか?ということが書かれているのですが…

その三つの方法のうちの最初の一つに、「安全型の人はうらぎらない」とし、「社交的な同僚(とりあえずひとり)と仲良くしておく」*1とあります。

二番目は中略しまして、最後のものは「(苦手な)雑談を『情報収集の場』と捉え直す」ことであり、「雑談から、仕事関係者の情報を収集するポイントは『つきあって得な人かどうか』」*2とされています。

これは、雑談により人々の評判を知り自分にとって付き合いにメリットがあるか否かを見極めようということなのですが、その「メリットがある人物」とは多くの人にとって既述の安全型の人であることが多いように感じます。

彼らは「基本的に他人を信頼し、その信頼をうらぎらないように行動」するため「安心してつきあえ」るのです*3

不安型の人とは何かしらトラブルが起きそうだし、回避型の人は関係構築に非協力的だから付き合っても楽しくなさそう…と思うのが人間の心理ではないでしょうか。

 

そこで私の話です。私の愛着スタイルはなんだかわかりません(ネットの診断等をしてみたのですが、結果がバラバラで…)

ですが安全型ではないと思っています。不安と回避が少しずつある、人付き合いが苦手で積極的にできない人間だと思います。

そうだとしても、周りを見れば皆それなりに仲の良い人を見つけて集団の中で適応的に振舞っているような気がする、なぜ私にだけそれが困難なのだろうと疑問でした。

それがこの本を読んで少し解決したような気がするのです。

ヒントは既述の「安全型の人はうらぎらない」という箇所でした。

私は空気が読めないという特性はありますが、何より(旧アスペルガーで言う)積極奇異タイプの人間ですので、自分の欲求に素直に行動する、周りと足並みをそろえることをしたがらない、それが他人にとっては「何をするか読めない」人間なのではないでしょうか。

それゆえ、私が何をしたとかいうわけではなく、第一印象から安全型の人が保有する「漠然とした信頼感」がないのです。他人にとって「安心感」のない人間なのです。

 

大人しい、といいますか私が話しやすいと感じる人々になぜか敬遠されがちな理由はこれかな、と。

かと言って社交的な人と付き合うほど、自尊心やコミュニケーション能力も高くないのですよね。

行動パターン的には後者に近いため気が合わないというほどではないのですが、難しいですね。

 

ゆえに、私は今後組織の中で孤立を選ぶ必要があるなあと強く感じました。

*1:同書p76-77

*2:同書p80-81

*3:同書p76-77